年金にプラスするにはどんな方法がある?

651d88f37211903ac2996d459df2317e_s

はじめに

実質的に減額されていく年金、長寿化で長くなる老後の人生、そして先の読めない世界と日本の経済。
将来のことを考えるとどうしても憂鬱な気分になってしまいますよね。
中でも年金の問題は深刻で、近い将来年金だけで生活をやりくりするというのは非常に厳しくなるかもしれません。
したがって、実行可能な対策があるのならば、できる限りのことはしておきたいと考える方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、将来の年金にプラスするための手段について考えてみたいと思います。

年金にプラスするための方法

その手段としては以下のようなものがあります。

国民年金基金

加入すれば国民年金にプラスして年金をもらうことができる制度です。
口数や受け取り方などさまざまなプランが用意されていますので、自分に合ったものを選択することができるようになっています。
掛金は年齢やプランにより異なります。
この年金は、いったん加入すると途中でやめることはできない点には注意が必要です。
なお、利用できるのは、保険料の免除がないなど条件を満たす1号被保険者の人だけで、厚生年金に加入している人は利用することができません。

付加年金

これも国民年金にプラスして年金をもらうことができる制度です。
保険料もプラスして払うわけですが、その額は月400円ととてもリーズナブルな点が魅力。
どれくらいの金額がプラスされるかは、そのための保険料をどれくらいの期間払ったかで決まります。
こちらも利用できるのは1号被保険者だけで、厚生年金に加入している人は利用することができません。

加給年金

こちらは、厚生年金に加入している人向けの制度です。
国民年金基金や付加年金とは異なり、何らかの制度に加入することで年金がプラスされるというものではなく、配偶者や子どもが条件を満たす場合に申請することによって年金に一定の金額がプラスされる制度です。

個人年金保険

民間保険会社などが販売する保険商品です。
こちらであれば加入している公的保険の種類に関係なく利用することができます。
決まった期間だけお金を受け取るタイプのものや、ある年齢以降亡くなるまでお金を受け取るタイプのものなど、さまざまな商品が販売されています。
また受け取る金額もあらかじめ決まっているものから、運用次第で変わり元本保証されないもの、運用次第ではあるが元本保証されるものなど複数のタイプがあります。

最後に

今回は、年金にプラスするための方法としていくつかの手段を紹介しました。
年金にプラスするための手段としては、今回紹介したもの以外にもiDeCoなどの方法もあります。
どのような手段が最も適しているかは、その人のニーズや事情などによって変わってきますので、保険のプロに相談されることをおすすめします。

関連記事

ページ上部へ戻る