- 2017-7-14
- 医療保険
医療保険は、多くの人が加入していますが実際にはどのような保険を選べばよいのか素人ではなかなかわかりません。このような時に、助かるのが保険のエキスパートであるプロが選ぶ保険です。医療保険を選ぶためのポイントなどを見てみましょう。
【プロが選ぶ医療保険】
まず、自分にとって医療保険は必要なのかをしっかりと考えましょう。貯蓄の多い人、収入の多い人、健康に不安のない人、会社の福利厚生が充実しており心配の少ない人などは医療保険に加入する必要性は低いように思います。
これらを考慮しながら、プロの目線で医療保険を選んでみましょう。
終身保険か、定期保険かをプロの方に聞くと10人中9人は終身保険を選択されました。
また、入院給付金日額は公的医療保険がある為5千円を選ぶ人が10人中7人で、手術給付金については倍率変動タイプを選ぶプロの方が10人中9人でした。また厚生労働省の調査による平均入院日数(65歳以上44日、75歳以上49.5日)から60日型を選ぶ人が10人中9人となっていました。
【医療保険を選ぶポイント】
医療保険を選ぶ際のポイントをプロの方に聞くと、下記のようなものが挙げられました。
・入院時に個室ベッドを希望する人は日額1万円のものに、そうでない場合は、日額5千円程度で十分でしょう。
・一般的ではありませんが、長期入院に備え1入院あたり720日~1095日の給付金が出る長期入院型の医療保険がお勧めです。
・入院日数の定義は保険会社によって違うため、確認しておきましょう。
・先進医療に備え月に数百円程度の特約を付加しておくべきです。
・女性疾病特約に惑わされず、必要性を考える。
・ガン家系や、ヘビースモーカーの人などはがん保険特約も検討すべきです。
・健康祝い金、健康ボーナスなどは原則不要です。
・以前のようなお宝保険は少ない為現在は貯蓄型よりも掛け捨て型の方がメリットは多い。
【どんな保障が欲しいのか】
自分が加入する医療保険について考える時には、どんな保障が欲しいのかということも重要になります。まずは、保険に加入する目的を明確にしましょう。例えば、病気や怪我をした場合の医療費の補填、家族の負担を減らす為、特定の病気になった場合の保障をする為などがあるでしょう。
保険に入る目的が明確になったら、それを一時的に保障するのか、継続的に保障するのかを考えます。そして、保険はあれこれ特約などを付けて保障を増やすより、できるだけシンプルにする事を心がけましょう。上記のような事を参考にして医療保険を選びましょう。