子供の学資に役立つ!最も効率のよい貯め方を知って実践しよう

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教育資金は、住宅ローン、老後の資金と並ぶ人生の3大出費の一つと言われています。
その分、早くから効率的に貯めておかないと後に自身の老後や、住宅ローンの支払いと重なり教育費地獄にもなり兼ねません。
効率よく学費を貯める方法を見てみましょう。

【教育資金の目標額を決める】
まず、子供の教育資金としていくら貯めるのか目標を立てましょう。最も教育費がかかるのが、薬学部、医学部などです。また子供が大学を出て更に上の大学院にまで進学する場合もプラスで資金が必要になります。
薬学部は6年制となりますので、一般的に1,200万円~1,300万円程度を目安に資金を貯めていくようにしましょう。
薬学部ではなく他の理系学部を希望した場合はどれくらいかかるのか、見てみましょう。
東京都内の私立大学の場合、4年間でかかる費用は入学金も含め700万円程度となります。
文系の場合は、少し金額が減るためお子様がどちらの選択をしてもよいように、理系でかかる費用を目安に教育資金を貯めておくと安心です。
これ以外にも、県外の大学に行く場合は下宿費用などが必要になります。

【教育費を貯める方法】
では、実際にどのようにして教育費を貯めていくとよいのでしょうか?
一番のお勧めは、学資保険でしょう。学資保険は、加入するのが早ければ早いほど返戻率も大きくなり受け取る時にお得になります。
更に国から支給される子ども手当も馬鹿に出来ません。たかが5千円でも(第3子以降は1万円)子供が15歳に到達して中学を卒業するまで貰えるので、それを0歳からずっと貯めていくと年額6万円、96万円も貯める事が出来ます。
子ども手当が支給されたら、使う前にすぐに子供用の預金口座に振り替えるなどして各実に貯めていきましょう。
学資保険の保険料は毎月支払うようになる為、あまり高額にすると生活が厳しくなります。
その為、ボーナスなどが入ったら定期預金に預ける等の方法も有効に活用しましょう。
銀行や郵便局によっては、毎月決まった金額を定額預金する事が出来たり、ボーナス月だけまとめて預金する事ができる商品も多くあります。
忙しくて窓口が開いている時間に銀行に行けない人も、初めに一度手続きをしておけば、確実に貯める事ができるので便利です。

【目標額に届かない場合は】
学資保険や、定期預金を利用しても目標額に届かない場合もあるでしょう。このような場合足らない金額を、生活を切り詰めて無理して貯めるのはお勧めしません。
もしも、教育資金が貯まらなかった場合、教育費を借りる事ができる教育ローンや、国の奨学金制度を利用するのも選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。

【まとめ】
現在は、リストラや、早期退職制度などもあり、昔のような終身雇用制度は崩壊しつつあります。また、年金問題などから親の老後の生活費についても大きな不安があります。
子供の教育費ばかりに力を入れて自分たちが老後貧乏にならないように、無理のない範囲で教育費を貯めていく事が望ましいでしょう。

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