医療保険 病気になったらやることは?

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はじめに

日本は公的医療制度が非常に充実しています。
日本に住んでいるとあまりその素晴らしさがわからないかもしれませんが、世界的に見てもここまで恵まれている国はそれほど多くはありません。
ただ、公的制度が全部カバーしてくれるわけではありません。
中には制度の対象から漏れる部分もあります。
その漏れた部分を補うなどの目的で加入する人が多いのが民間の医療保険。
ところで、この保険に限った話ではありませんが、保険は入っているだけではダメでいざ必要になったときには手続きをしなければなりませんよね?
病気になったらそのときには何をすればよいのでしょうか?

医療保険に加入していて病気になったらやること

民間の医療保険に入っておくと病気になって入院や手術をしたときにお金を受け取ることができます。
さらに特約をつけておくと、ある病気と診断された場合にもお金を受け取ることのできるケースもあります。
ただし、何もせずにだまっていてもお金を受け取ることができるというわけではもちろんありません。
当たり前の話ですが、そのような状態になったことを保険会社に知らせ、所定の手続きをしなければなりません。

ですので、入院や手術をすることが決まったら、あるいは付加している特約で指定されている病気になったら、まずは加入している保険会社や代理店へ連絡をしてください。
そうすれば、手続きの流れを案内する手引きや請求のために記入が必要な書類などを送ってもらえるはずです。
あとはその手引きに沿って手続きを進めていきましょう。

ところで、その連絡のタイミングですが、いつ頃がいいのでしょうか?
答えは「上記のような事実がわかった後ならばいつでもかまわない」です。
あえておすすめのタイミングを挙げるなら、入院や手術をする前。
退院後であれば、お医者さんに書いてもらう診断書などの書類をもらうためだけにまた病院まで足を運んだりしないといけなくなります。
しかし、上記のタイミングなら先に書類を預けておくことができるからです。
こうすることで、少しでも手間を減らすことができます。

ただし、遅すぎるのはNG。
なぜなら、保険金請求の時効は3年と定められているからです。
医療保険に入っているのに何もせず3年も放っておくというようなことは、ふつうであればまずないかもしれませんが、大きな病気になったときは何かと慌ただしいもの。
ついつい請求するのを忘れてしまうなどということがあるかもしれませんので、そのようなときに注意が必要です。
万が一、保険の請求をするのをすっかり忘れてしまって3年以上が経過していてもあきらめるのはまだ早いです。
3年以上が過ぎていても十分な書類を用意できるケースなどでは、お金をもらえる可能性もありますので、そのような場合でもまずは保険会社に連絡をしてみましょう。

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