国民年金メリットと納付書再発行について

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【はじめに】
日本に住む20歳以上から60歳未満のすべての方は、国民年金の被保険者となります。20歳になったら各都道府県の市(区)町村役場において、国民年金の加入手続きを行う必要があります。
毎月納める国民年金料は決して安くはありませんが、きちんと納めていくことでさまざまなメリットを受けることができます
この記事では、国民年金のメリットと、納付書紛失の場合の再発行についてご紹介します。

【国民年金は生涯もらえます】

20歳以上から加入する国民年金は、満65歳から受給がはじまり一生涯続く、終身年金になります。それは、国民年金加入者が毎月支払う国民年金保険料に加え、受給額の半分を国の税金で補っているからです。

また、国民年金がインフレに強いという点も注目です。
国民年金は、物価や賃金の変動に応じて年金額を変動させる仕組みとなっていますので、インフレ時でも実質的な時給額が安定しています。さらに年金受給者だけでなく加入者にもメリットがあります。

それは国民年金の保障的な機能で、年金加入者が病気や事故で障がいを負ってしまった場合「障害基礎年金」が支給されるということです。障がいの保障範囲も広範囲にわたり、障害基礎年金の給付額も老齢年金の1.25倍になる場合もあり、加えてお子さんの人数によっても給付額が加算されますので、頼もしい保障といえます。

【国民年金の納付書債発行について】

このようにさまざまなメリットがある国民年金ですが、万が一国民年金の納付書をあやまって紛失した場合には、納付書の再発行を行うことができます。再発行を行うには、現在居住している住所地を管轄する年金事務所にご連絡いただく必要があります。
また、再発行された国民年金納付書は、納付期限から2年以内であれば納めることが可能です。さらに12月31日までに納めた国民年金は、その年の申告(控除)の対象となります。

【まとめ】

国民年金は、日本在住の満20歳から60歳までのすべての方が加入します。
また、国民年金のメリットしては「生涯もらえること」「インフレに強いこと」「障害基礎年金など加入者にも補償があること」などが挙げられます。
現在若い世代の年金未払い問題などが取りざたされていますが、今一度年金の重要性をとらえ、きちんと納めて安定した老後のために備えていきましょう。
また、国民年金を補うかたちで、民間保険の貯蓄型個人年金保険などを検討されることもおすすめします。国の制度である国民年金に加え、民間の個人年金保険を加えることで、さらに老後の安心感が広がるのではないかと思います。

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